(授業紹介)音楽Ⅱ~1 ソルフェージュ試験( ゚Д゚)! ~1部1年生~
皆さんこんにちは。音楽Ⅰ(ピアノ)と音楽Ⅱを教えている専任教員の北川です。
今日は、1部1年生の音楽Ⅱ 「ソルフェージュ試験(実技試験)」の様子をお届けします。
ソルフェージュって…??あまり聞きなれない言葉ですね。
ソルフェージュとは、ドレミを読んだり、リズム打ちしたり、楽譜を歌ったりして、楽譜を正確に読み歌えるようにするレッスンのことです。
保育の現場で歌やピアノを弾くためには必要となる力ですね。
試験の楽譜はこんな感じです。見づらくてご免なさい。楽譜の写真です。
楽譜だけ見ると難しそうですね(笑)
初心者が多いので、授業では「リズム打ち」、「ドレミ読み」などカンタンな課題から行っています。
テスト前には、楽譜をどのように見ていけばよいか、ポイントを説明して練習を積み重ねています。
さあ、試験の開始です!
数人ずつ別室で行います。
まず予見の時間。初めて見る楽譜を練習します。
学生には1人1問、それぞれ違う楽譜を配ります。
楽譜を見ながらリズムをたたき、ドレミを読みを予見時間の中で何度も繰り返し練習します。
試験前、みんな真剣です。
自分の順番になったら前に出て1人ずつ歌います。ピアノは私が弾きます。
試験の後は、みんな笑顔です♪
緊張感をもって試験をすることで、”本番への準備方法”、”緊張の中で頑張る力”、”本番で出し切ろうとする集中力”が身に付きます。
少し専門的なお話をすると、
緊張の中で歌うことで、自分の声、ピアノの音、自分の声をピアノの音程に合わせようとする
「聞こうとする力」を総動員しフル活用します。
この「聞く力」が音楽を学ぶ上ではとても大切になります。
「100回の練習より1回の本番」で身に付く力は大きいのです。
最近の就職試験時に「初見課題(その場で楽譜を渡されて弾く課題)」を取り入れている幼稚園もあるそうです。
また、幼児教育者・保育者として現場に出ると初めて弾く曲が増えていきます。
きっと、ソルフェージュ試験の経験が役に立つはず。
前期授業も終盤になり、来週からの定期試験やレポートなどに頑張る学生たち。
「たいへん?、大変??」と言いながら、笑顔で頑張っている姿に、私も元気をもらっています。
夏休みまであと少し、みんな頑張って!!
皆さんも、在校生から学びの事を是非聞きに来てくださいね。
お待ちしております♪