(実習紹介)保育実習(施設)って何?
実習担当の竹中です。
保育実習に施設実習があるのは知ってますか?
保育士の資格は、児童福祉法に定められおり、保育所だけでなく児童福祉施設全般で活躍することができます。
そのため保育士の資格を取得するためには、保育所以外の施設での実習が必要となります。
本校の実習先は、乳児院、児童養護施設や障害児入所施設など多岐に及んでいます。
保育所や幼稚園と違って、学生にとってはなじみが薄く、初めて訪れるという場合がほとんどです。
学生から「重度の障害をもった子どもとコミュニケーションをとれるだろうか」とか
「実習するのは不安な気がする」といった声が聞こえてくることがあります。
そのため施設実習のオリエンテーションでは、施設種別ごとに実習の様子を説明するだけでなく、
一人ひとりの学生が抱えている不安に対しても、個別に丁寧に対応をしています。
これまで実習を終えた先輩の報告書などで確認をして、施設における実習の様子や
経験した感想を伝えることで、学生は安心して実習に臨むことができるようになります。
そのおかげで施設実習から帰ったきた学生たちは、「施設実習を通じて、保育の原点を学んだ」など
貴重な体験から多くのことを学ぶことができたと話をしてくれます。
こうして学生たちは、様々な実習を経て保育者としての道をまた一歩歩んでいきます。