聖徳大学幼児教育専門学校

セイトク日記

(授業紹介)保育内容・健康 ”運動能力と規範意識は遊びの中で育つ”をどのように実践するか ~忍者遊びを通して~  1部1年生 


『保育内容・健康』の授業を担当している教員です。

今の子どもたちは体を動かして遊ぶ機会が減少していると言われています。その理由は、ゲーム機器の遊びへの関心・近所で一緒に遊ぶ友達がいない・公園や広場が身近に無い等、状況は様々です。

だからこそ、

幼稚園や保育所で集団遊びの楽しさ十分に体を動かす心地よさを提供することが必要になります。
みんなで遊びを楽しむには、ある一定のルールが伴い、ルールを守ることは規範意識の育ちにも繋がります。
また、遊びには様々な体の動きを伴うため、意識せずとも運動の基本動作の体験が積み重ねられていきます。

そこで今回の授業は、“忍者になって遊ぼう”  です。

ルールは3つ、
1.大将の「頭」の合図で しゃがむ
2.大将の「足」の合図で ジャンプ
3.大将の「石」の合図で 好きなポーズで静止

経験する動きは、
移動系の<歩く・走る>、 操作系の<跳ぶ>、
バランス系の<止まる・しゃがむ・立ち上がる>

遊びの後半では、学生が大将になり、新しくルールを作り足していきました。


また、遊びには忍者らしい装束も必要、ポリ袋の衣や画用紙・割り箸・輪ゴムで作るベルト、折り紙での手裏剣等、身近な素材を活用して作る技も学びました。これなら、園児が作る時の指導のポイントが分かりますね。

忍者になるための  “忍者言葉” 「始めるでござる」や返事はお腹から声を出して「ハッツ!」、

そして忍者走り等が一層楽しさを引き出していました。

先生自身が楽しさを感じて、表現して、子どもたちの動きを誘発する、それは保育の醍醐味でもあります。

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