(実習指導)卒業年次生の保育実習Ⅰ(施設実習)~1部2年生・2部3年生~
今年3月に卒業する1部2年生と2部3年生のなかには、昨年から続くコロナウイルス感染症の影響から、保育実習Ⅰ(施設実習)が中止となった学生がいました。施設で生活をしている利用者の方の、外部からのコロナ感染を心配したことによるものです。
その学生たちは、昨年の12月から今年の1月にかけて、何とか2週間の実習を終えることができました。
実習開始3週間前から毎日朝晩2回の体温チェックをし、風邪の症状などが無いか記録をつけるなど体調管理には万全を期して実習に臨みました。
また、感染防止の観点から実習先である施設へは公共の交通機関を使わないで通うケースもありました。
学生は全員、「利用者の方の健康が実習を行う上で最も重要なことである」という認識で臨みました。
セイトク日記に掲載してある写真は、実習後指導の一場面です。
施設実習担当の教員が、学生一人ひとりから実習での様子を聞きとりながら、実習の反省と今後に活かすことなどを指導しています。
学生はみな施設実習で多くのことを学んできました。
ある学生は、障害のある方とのコミュニケーションの取り方だけでなく、職員間の連携の重要性についても学ぶことができたと言っていました。
今回の施設実習を通じて、保育とは何かを考えさせられたという学生もおり、貴重な体験であったことを確認することができました。